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病院からのお知らせ
休診のお知らせ
下記の日程は休診となります。
5月 9日(金) 外科(百武医師)
5月16日(金) リウマチ・膠原病内科(中川医師)
5月21日(水) 神経内科(三澤医師)
5月29日(木) 糖尿病内科(橋本医師)
6月19日(木) 外科(安蒜医師)
患者さまにはご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。
国保大網病院経営強化プランの進捗状況について
令和6年3月(令和5年度)に策定した「国保大網病院経営強化プラン」における進捗状況(令和5年度実績)を報告いたします。
令和6年度入院患者満足度調査アンケート結果について
令和6年度の入院患者満足度調査アンケートの結果を掲載いたします。
皆様からのご意見を参考に、より多く患者さんに満足していただけるような病院にしていきたいと思います。
アンケート調査にご協力いただきましてありがとうございました。
令和5年度経営比較分析表を公表します
令和5年度決算をもとに作成した経営比較分析表を公表します。
なお、「類似病院平均値(平均値)」及び「令和5年度全国平均」につきましては、地方公共団体が運営する病院事業(地方公営企業法を適用する病院事業)のほか、指定管理者が運営する病院の指定管理者側の決算及び地方独立行政法人が運営する病院の決算を含んでいます。
禁煙外来について
◆当院は、禁煙のお手伝いができるよう、禁煙外来を設けています。
- 喫煙習慣は、肺がんなどのがんになるリスクを高める要因となります。
- 禁煙に取り組みたい方は、お気軽にご相談ください。
診療内容
◆喫煙状況とニコチン依存度の調査、呼気中一酸化炭素濃度測定、 禁煙アドバイス、治療薬使用等を行います。
*料金は、保険適用の可否、受診内容で変わります。
◎対象の方は、次の全てに該当し、医師がニコチン依存症の管理が必要であると認めた方になります。
- ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)で、ニコチン依存症と診断された。
- 35歳以上の方は、ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上。
- 直ちに禁煙することに希望し、「禁煙治療のための標準手順書」(日本循環器学会、日本肺癌学会、日本癌学会及び日本呼吸器学会により作成)に則った禁煙治療について説明を受け、当該治療を受けることを文書で同意している。
ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDSテスト)
※「はい」を1点、「いいえ」を0点とし、合計得点を計算します。
問1 | 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。 |
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問2 | 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。 |
問3 | 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。 |
問4 | 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。
|
問5 | 問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。 |
問6 | 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。 |
問7 | タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。 |
問8 | タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。 |
問9 | 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。 |
問10 | タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。 |
看護師として活躍を目指す方へ
※令和7年度の応募受付は終了いたしました※
大網病院では、地域の皆さまへ貢献していただける看護師の養成を目的として新たに大学看護学科等へ入学する学生、または在学中の学生を対象に奨学金制度を設けています。
概要、応募方法等の詳細は下記をご覧ください。
禁煙支援者研修会のお知らせ
令和6年度禁煙支援者研修会を開催します。
今回は、大網病院の総合診療科外来を担当する岡田唯男先生(亀田ファミリークリニック館山院長)が講師となり、禁煙支援と受動喫煙対策を講語彙いただきます。
申込方法等の詳細は下記をご覧ください。
地域の医療機関で働く魅力を発見~病院見学バスツアー~
千葉県内の医療機関を訪ね、院内見学や実際に現場で働く医師からレクチャーを受けることで地域医療への理解を深め、魅力を知る機会を得ようと1月18日、将来の医療の担い手となる学生を対象に「病院見学バスツアー」が行われました。
当日は、千葉県医師修学資金貸付制度を利用する医学部生7名が山武管内の医療機関を見学。大網病院では安蒜院長が山武長生夷隅保健医療圏の現状や大網病院の取組み、柔軟な勤務体系や研修の充実、さらにはワークライフバランスを考慮した働きやすい環境等を教授し、参加者の関心を集めました。
院内見学後の意見交換では「医師不足の打開策は」、「救急搬送は多いのか」、「専攻課程で大網病院を選択した場合の魅力は」等の質疑が挙がる中、「地域住民と接する中で大切にしていることは」との質問に対し安蒜院長は「大網病院は市民病院であり、市民ファースト。市民に寄り添う姿勢を大切にしている」と結びました。
▲院長が「医療圏の現状」を説明 ▲発熱外来を案内
▲活発な質疑応答 ▲参加者の皆さん
会計年度任用職員の募集について
〇募集の概要
募集人数:1名
職 種:医療関係事務
職種内容:消耗品・備品の発注、診療材料等の管理 他
勤務場所:国保大網病院(中央材料室)
必要資格:基本的なパソコン入力(ワード・エクセル)ができる方
勤務日数:週5日(月)~(金)
勤務時間:8時30分~16時30分(うち休憩60分)
任用期間:令和7年4月1日から令和8年3月31日まで
給 与:時給1,194円~1,266円(※時給には変動があります)
期末・勤勉手当あり
福利厚生:社会保険加入・交通費支給・その他規定による
必要書類:履歴書(提出後の返却には応じません。了承ください)
申込方法:大網病院へ持参または郵送
申込期間:令和7年1月14日から1月31日まで
選考方法:書類審査・面接
問い合わせ
大網白里市立国保大網病院 管理班
電話0475ー72ー1121
地域医療サービスの向上と健康維持をめざして~総合診療 座談会~
大網病院にて10月末に開設した「総合診療科」の役割や地域医療への展望について、総合診療科外来を担当する岡田唯男医師(亀田ファミリークリニック館山院長)と金坂昌典大網白里市長、安蒜聡大網病院長が座談会を行いました。
▲岡田医師(左)、金坂市長(右後)、安蒜院長(右前)
本日はよろしくお願いします(三人)
(総合診療科とは)
金坂市長:「総合診療って何?」と思う方が多いのではないでしょうか。自分の体の症状をどこへ相談したらいいのかわからない方も多くいらっしゃると思います。
岡田医師:はい。総合診療への需要は昔からあります。
金坂市長:市役所にも総合案内があるように、1か所で事が済むといった感じでしょうか。
岡田医師:そもそも昔は、お医者さんって、お医者さんしかいませんでした。「〇〇科、△△科」というように専門が分かれておらず、一人の医師が全部診ていました。最も古い専門家として。なぜなくなってしまったのか・・・。今では絶滅危惧種とでもいいましょうか。(笑)
金坂市長:なるほど。亀田ファミリークリニック館山には、総合診療研修のため多くの医師が来ると伺いました。
岡田医師:そうですね。研修希望の医師が全国から来ています。
金坂市長:すべてを診るという事ですが、そもそも医師になる時に研修を受けるんですか。
岡田医師:最小限ですが一通り研修はします。総合診療医、プライマリケア医はさらにその一通りの診療の質を高めています。
金坂市長:そういったことが今、あらためて求められていると。昔に戻ったということなのかもしれませんね。
岡田医師:はい。
金坂市長:これから大網病院で総合診療を実施していただくわけですが、地域住民にはどう影響していくでしょうか。
安蒜院長:未開拓な領域なので、まさにこれからという印象ですが、時代のニーズとして、総合診療医、家庭医療、プライマリ・ケアという形で担っていただける医師が地域に増えれば、住民の健康度も上がっていきます。「外科が専門」「循環器が専門」という医師ももちろん必要ですが、すべてを診るオールマイティな医師がいると地域住民からも喜ばれると思います。
岡田医師:生活する中でコンビニが無いと困りませんか。何らかの品物を買うのに、わざわざ専門店を選ぶかというと、そうでもないはずです。有事の際、例えばがんや心筋梗塞は大病院の専門ですが、日常の診療まで担うと、医療がおかしなことになってしまいます。
金坂市長:地域の開業医との連携や患者の紹介はどうですか。
岡田医師:時には手に負えない患者を他の診療科医師に紹介することもありますが、一日に一人いるかどうか。自分たちで95%以上は完結させています。「振分けの専門家」ではなく「完結の専門家」として。
▲「総合診療医は完結の専門家」と語る岡田医師
(大網病院の役割や展望)
安蒜院長:大網病院は現在も健診業務に力を入れていますが、これからは、今まで実施していなかった、例えば「子宮頸がん検診」や「小児のワクチン接種」も可能になります。特に、婦人科関係については、大網白里市内にはクリニックがなく、千葉・茂原・東金などの近隣市へお願いしていましたが、大網病院で受診できるようになります。
金坂市長:大変、大きなことですね。
岡田医師:「自治体内完結率」という言葉があるように、市民が、住んでいる自治体の中で公立の医療機関を受診するというのは、財政面からみても大変重要だと思います。住民の方が、市外の医療機関や開業医へかかれば保険の支払いは当然、そちらへ出ていきますが、大網病院で受診できるようなれば、支払った分が市へ戻ってくるわけで経営効率は良くなります。
安蒜院長:その体制づくりは大網病院としても同感であり、岡田先生にお力添えいただきたいと思います。なお、来年の1月からは、専攻医の医師も常勤として来ていただけますので、一緒に取組んでいきたいと思います。
金坂市長:大変心強いお話です。ありがとうございます。
安蒜院長:総合診療科開設は大網白里市広報紙や病院ホームページへの掲載のみならず、「地域医療連携の会」を通じ、地域の開業医にもPRさせていただきました。
岡田医師:PRの成果はどうですか。
安蒜院長:良好です。ある開業医からは、「候補の患者もいるのでぜひお願いしたい」と積極的な声も聞かれました。
岡田医師:これから総合診療科を継続していくためには自治体行政の理解と協力も不可欠です。
金坂市長:市として、住民の健康維持のため、しっかりとサポートしていきます。