血液内科

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血液内科は、常勤医2名（杉田・堀内）と非常勤医3名（石井・山﨑・東ヶ崎）で血液疾患の診療にあたっています。

血液内科の診療について

山武地区・長生地区唯一の血液内科として、責任をもってこの地域の血液疾患の患者さんの診療を行っております。科学的根拠に基づいた標準治療を基本にしつつも、高齢の患者さんが多いこともふまえて、患者さんの体力や併存疾患にあわせ、また患者さんの希望に沿った診療を行うように心がけております。

血液内科で診療している疾患

なお、血液疾患以外の内科疾患も担当しております。

外来診療

非常勤医師の協力のもと、血液疾患の外来診療を行っております。
新患・急患は基本的に常勤医師が診察しております。
外来で抗がん剤治療をお受けになる患者様は外来化学療法室で治療を行います。

令和６年度　外来担当表

完全予約制です。

体調不良などで予約外で受診される場合も、受診前にお電話でご一報ください。

＜医療機関の方へ＞
なるべく患者様をお待たせしないために、新患枠を作って、予約制としております。ただし、急を要する患者様は当日でも積極的に受け入れさせていただきますので、お気軽にご連絡ください。
※紹介状には、血液検査データの添付をお願いします。
※事前にＦＡＸをご依頼する場合があります。

＜新患の患者様へ＞
なるべくお待たせしないために、予約制にしております。お電話で予約をおとりください。
当日の状況でお待たせする場合もございます。ご了承ください。
他院で薬を処方されている方は、お薬手帳を必ずお持ちください。

入院診療

よりよい医療が提供できるように毎週火曜日に医師・看護師・薬剤師・理学療法士でカンファレンスを行っております。

無菌室は3室あり、急性白血病など、とくに免疫力の低い患者様の治療を行っております。

また、千葉大学病院のご協力のもと、自家末梢血幹細胞移植を1年間に２～3例行っております。

血縁・非血縁ドナー様からの移植につきましては当科では行っておらず、千葉大学病院・成田赤十字病院・青葉病院などの関連病院に依頼しております。

日本骨髄バンクへの協力

平成29年度より、骨髄バンクの調整医師として、ドナー候補者の血液検査、面談を行っております。

多施設共同研究について

当科は他院から依頼された臨床研究に協力しております。

他院から当科に転医された患者様や、他院受診歴のある患者様につきまして、研究目的に他院から臨床経過やデータの提供を求められた場合、倫理審査を行った上で、個人を特定できない形にして経過やデータを提供することがあります。

個々の研究の詳細につきましては添付の掲示文をご参照ください。ご質問がございましたら当科の担当医までご連絡ください。

－平成30年度－

・びまん性大細胞型Ｂ細胞リンパ腫の治療成績に関する後方視的研究
・移植適応多発性骨髄腫患者における初回採取レジメンによる自家末梢血幹細胞採取不良例の多施設共同後方視的研究

－令和元年度－

・血清又は血漿中の可溶型LR11測定試薬（SEA-A08A01）の臨床性能試験
・前向き観察研究に登録された骨髄異形成症候群における、同種移植までの橋渡し治療と移植成績の検討

医師紹介

血液内科診療科長　杉田 泰雅

医師専門疾患及び検査：血液内科

日本内科学会：認定内科医、総合内科専門医、内科指導医
日本血液学会：血液専門医、血液指導医
日本リンパ網内系学会：会員
日本骨髄バンク：調整医師
日本化学療法学会：抗菌化学療法認定医、指導医
ＩＣＤ制度協議会：インフェクションコントロールドクター
日本老年医学会：高齢者医療研修会修了、老年科専門医、
高齢者栄養療法認定医
日本緩和医療学会：緩和ケア研修修了、会員
一人一人の患者さんにとって最良の医療を提供できるよう、患者さん・
ご家族・スタッフと日々話し合いながら診療させていただきます。