「第32回大網地区の病診連携を考える会」を開催しました。

 

2月1日に当院の会議室で千葉大学呼吸器内科教授の巽 浩一郎先生をお迎えして病診連携を考える会を開催しました。

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この会は先代の土屋幸浩前院長が当地域の医療状況を憂えて地域の先生方(主に開業医)と定期的に顔を合わせて率直な意見を交わす場として始められました。これまでに地域連携上の課題、災害時の連携、医療センター問題等でお互いが共通の問題意識を持てるようになり、医師会の先生方との垣根も取り払われて大変有意義な会になっております。

今回は、巽教授から「COPDの認知度を上げる」と題してご自分の著書を使って大変分かりやすく、私たち一般臨床医に解説いただきました。

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先生は既に東金市の呼吸器疾患の検診にも係わっており、今後は当院でも大学との連携によりCOPD等の慢性呼吸器疾患、肺癌等の検診・連携パスにも積極的に協力していかなければならないと思います。

この会は年2~3回ほど開催しております。また次回(6月頃)も御報告いたします。

院長 志村 賢範