院長のごあいさつ

この度、当院の院長に就任いたしました幸田圭史です。
私はこれまで、主に大腸肛門疾患を専門とし、大腸癌、炎症性腸疾患、肛門疾患、排泄障害などの診療に長年携わってまいりました。
現在、日本では高齢化が進み、従来の疾患に加えて、加齢に伴うさまざまな身体的問題を抱える方が増えています。外科治療の分野では低侵襲手術が主流となり、患者様の身体への負担をできる限り軽減する医療が広く行われています。しかしながら、可能であれば外科手術に至る前に疾患を予防し、早期に発見・治療することが何より重要であると考えております。
当院では、スタッフとも協議を重ねながら、診療方針の一つとして「予防医療」を重視してまいります。病気を重症化する前に発見し、できる限り身体への負担が少ない治療で完結できることを目指します。健診を含め、地域の皆様の健康維持に役立つ予防的医療に力を注いでまいります。
また、手術が必要となる場合には、患者様に十分な説明を行い、根治性を保ちながらも、できる限り身体への負担の少ない治療を提供いたします。
さらに、健診予約や予防接種などにつきましても、より便利に受診していただけるよう、インターネットを活用した予約体制の整備を推進したいと思います。
地域の皆様とのコミュニケーションを大切にし、安心して受診いただける、信頼される医療機関を目指して努力する所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
医療機関様へ
当院は山武地域の中核病院として急性期から回復期・慢性期さらには終末期までの幅広い医療を行っております。平成29年度からは各科とも午後外来も始めましたので、これまで以上に多くのご紹介患者様に対応できる体制となりました。その他入院を要するような内科、整形外科症例も積極的に受け入れる方針でございますのでよろしくお願いします。
当院の医療機器としては64列MDCT、1.5TMRI、骨密度測定器をはじめ各種内視鏡、超音波診断装置を配備しており、また病棟には無菌治療室3床、外来には化学療法室2床等を整備し、各種血液疾患、悪性疾患等の診断・治療を積極的に行っております。また、昨年度より大網白里市は胃がんリスク検診(ABC検診)と共に胃内視鏡による胃がん検診(一次検診)を開始しました。ABC検診は簡便で安価な血液検査で胃がん発生リスクを把握する方法であり、胃がん検診効率化に有用と考えています。また、内視鏡による胃がん検診においても厳密な精度管理の上で行っておりますので、各医療機関様からの要請・相談にも十分対応できる体制を取っております。是非ご活用くださいますようお願いいたします。
診察活動の現況:外来患者数300名/日、稼働病床率80%、平均在院日数16日、紹介率35%です。胃内視鏡検査 約1500件/年、大腸内視鏡検査 約1000件/年、腹部超音波検査 約1500件/年、手術件数 約300件/年等です。特に消化器疾患、血液疾患の診断・治療に関しては積極的に最新の治療を取り入れております。
救急につきましては、山武地域の他の医療機関との輪番制による夜間二次救急医療体制に参加しております。当番日には、内科医師1名、外科系医師1名、看護師2名、他に放射線技師、検査技師、薬剤師もそれぞれ1名ずつ配置しております。さらに、日中の救急患者につきましては、可能な限りお受けしております。必要時は高次の医療機関に速やかに搬送し、その後の後方支援病院として、再度、当院でお受けする方針です。
以上のように地域における当院の役割を十分に認識し、地域医療に対して積極的に取り組んでおります。今後とも皆様の医療機関とのよりよいパートナーシップが築けるように誠心誠意対応させていただく所存でございます。


