「第2回大網病院と住民との交流会」を開催しました。

 

画像-006

6月7日に当院の会議室にて地域住民との交流会を開催しました。この会は当地域の医療状況を憂えて活動されてきたNPO法人「地域医療を育てる会」の大野英雄理事が町づくりサポートセンターとも協働して提唱された会です。
今回で2回目の開催ですが、今回は「病院にとっての良い患者・悪い患者」、「患者からみた良い医者・悪い医者」とのテーマで双方の事前のアンケート調査の結果を発表し、その後に忌憚のない意見の交換を行いました。それぞれの出席者から積極的に本音をまじえての発言が相次ぎました。それらの内容を総括すると以下の如くでした。

1.医療者は患者家族に丁寧な説明と誠意を示すこと 
2.患者家族も医療について出来るだけ理解する努力と協力する責任が欲しい。

最後は、患者と医療者とのよりよい関係を構築するための啓蒙活動が今後も継続的に必要であるとの思いを共有でき、大変有意義な交流会でした。
次回は「当地域の救急の在り方」、「延命治療について」等のテーマを考えています。
(文責 志村)